【えみりーのお小言】 Office 365 「AI面接官発売開始?」

えみりーです。

 

えみりー、この間ニュースみてたら、偶然すごい情報みつけたの!!!

昨日まで別の内容のブログを書いてたんだけど、これはぜひ書かなきゃ!ってなって、急遽変更。

 

その内容とは・・・

AI面接官!!!

 

みなさん、聞いたことあります?

AIが面接してくれるっていうの。

 

最近は売り手市場と化しているらしいですよ。

就職内定が決まる速さは去年と比べて格段に上がっているのだとか・・・。

他社と競合して優秀な人材を確保するために、他社よりも早く選考してしまわなくてはいけない。

だから急いで人選するわけですが、人間だと先入観が邪魔をしてしまうこともあるから、結局採用した人が社風にあわなくて辞めていくとかいうことも多々あるとか。

面接官が人間であると、ついついありえる「思い込み」をなくすことができるサービス、ということらしいです。

 

NECのAIシステム「RAPID機械学習」というのがあるらしい。

例えば、イー・アンカーの社員全員の履歴をRAPIDに学習させると、RAPIDはイー・アンカーの採用基準を学習する。

書類選考の段階では、それだけで十分に候補者を絞れるというのが魅力的らしい。

確かに、何千通以上の応募がくるような大企業なら、疲れることのないAIがすべての履歴書を等しくみてくれるわけだから、応募者にとっても嬉しいメリットかもしれない。

さらにRAPIDの育ち具合によっては、一次面接すら省ける可能性まで秘めているという。

 

うーん、画期的。

 

そこで、こんな記事をみつけました。

 

タレントアンドアセスメント(T&A)は2月27日、AIが人間の代わりに採用面接を行い、応募者の資質を分析して診断結果データを提供するサービス「(仮)AI 面接官」を5月上旬に提供すると発表した。

(引用元: https://japan.cnet.com/article/35096841/)

 

 

こちらはタレントアンドアセスメント社のサービスです。

あの人型ロボット”pepperくん”が面接をしてくれるそうです。

まずは、スマホなどでアプリをダウンロードして、日時を予約。

しかも24時間、どこに住んでいても面接が行えるのが魅力らしいですよ。

そして、なんといっても、90分間も面接をしてくれるところ。

通常、15分前後の時間しか与えられず、集団面接であれば一人あたりの時間がさらに減ります。

pepperくんなら、90分間も自分のためだけに時間をさいてくれるので、じっくりと自己アピールができるし、企業としてもたくさんの情報を一気に集めることができ、社内の優秀な人材と似たような人を選ぶことができるのだから、嬉しいことですよね。

 

うーん、すごい機能だ。

というか、すごい時代になった。

さっきからうなってばっかりだけど。

 

ところで、メリットばっかり書いてきたけど、当然デメリットもあるんじゃないかなと思うのです。

えみりーが勝手に考えたデメリットなので、記事として妥当かどうかはわからないんだけど、ブログだからいいよね?

実は、このAI面接サービスで気になるのが、やはり「数値化」。

人工知能といっても、あくまでも機械。

機械ということは、やはりどこかの段階で人間が教えたいことは数字に変換されて機械に消化されていくわけですよね?

エントリーシートの自己PR欄に書いてあることも、努力家なのか、積極的なタイプか、といったように数値化されて分類されていくのだと思います。

一次面接も90分間の中で、表情、発言を、分析されるってことだと思います。

これは勝手な憶測ですが、社内の優秀な人材が何人も、あらかじめ90分間AIと話すとかして、学習させた上に、行動心理学も学習させられているんじゃないかと思うのです。

そうしてやはり数値化されて分類された上で選考される。

とても優秀な機能である反面、人間を数値化してみているということを忘れてはいけないような気がします。

 

と、ちょっと真面目に考えてみましたが、最終選考は結局のところ人間がするわけなので、応募者としては最後の頑張りどころがしっかり待っているわけですね!

あなたが応募者なら、人間の面接官とAI面接官、どちらがいいですか?

 

えみりーは面接をへらへら笑って乗り切ったタイプなので、AIだったら確実落とされてまっす!!!

恐るべしAI面接官!!!

 

機械なえみりーより。

(配信日:2018年04月24日)