【えみりーのお小言】 マーケティング 「コトラーさんの理論01 × イー・アンカー」

えみりーです。

えみりー、この間先輩とお食事しました。

「マーケティングの勉強してるんだー。で、最近コトラーさんの勉強してるんです。」と自慢げに話していたら、

「は?マーケティングの勉強してるとか言っておきながら今更コトラー?」みたいな反応とられました!

きーっ!!!

えみりーは社会学出身だから経済学に触れる機会なんてなかったんだよ!って言い返したかったけど、食事は先輩のおごりだから「だって~…」って言っただけでした。えみりーえらい!

先輩はあの超難関国立大学の卒業者でしかも博士号の持ち主(あ、経済学ではないですよ)。

超難関国立大学の博士号取得者がのたまうことなんて、えみりー信じません。

彼らの常識は、えみりーの常識ではない!!!(ぐはっ)

えみりーが一般庶民であることを身に染みて実感してしまうことを文字にしてしまった!!!!!!!!

ところで、いよいよコトラーさんの理論について迫っていきたいと思います。

コトラーさんの理論は、とてもとても一回で説明しきれるものではないので~

数回に分けようとおもいまーす(パチパチパチ)。

ちなみに、今回も、『コトラーのマーケティング4.0』フィリップ・コトラー、朝日新聞出版、2017 を参照します(以降「本書」と書きます)。

 

現在の状況

以前は、世界の状況を知りたいとき、わたしたちは、テレビをつけて、大手報道メディアの報道をみるのが主流でした。

でも、今は、情報がとても身近に手に入る時代です。テレビをつけなくても、大手報道メディアを通して世界をみなくても、youtubeで流れる動画、Facebookで共有できる情報、Twitter、様々なソーシャル・メディアがあり、大手報道メディアが流さない情報、意図的に規制された情報すら一般に広く漏れてしまう、そんな社会です。例えば、紛争地帯における暴力的動画がyoutubeで流れ、それに気づいたyoutube側が画像を削除するまでに何万人の人が既にその動画をみてしまっているのか…。

インターネットの普及はわたしたちの社会に多くの利益をもたらしました。でも社会構造そのものを変えてしまうほどの大きな力でもありました。

縦の繋がり(国家間や、国家内のエリートたち、国家という権力)よりも、横の繋がり(ソーシャル・メディアを通じた全世界の人々)のほうが強くなってきているのです。

前回の記事でも書きましたが、コトラーさんが言っているように、「ソーシャル・メディアは社会的包摂を助長し」、コミュニケーションへの帰属意識を高めているのです。

ちょっと!えみりージャーナリストみたい!!!

まぁ、ようは、ブランドのかっこいいコマーシャルよりも、現実味のある使用者のコメント、口コミなどのほうが、消費者にとっては重要な時代になってきたのだと思います。口コミによって、マスコミやブランドの過剰な宣伝から自分たちを守ろうとしているらしいです。

つまり、ブランドも戦法を変えないと、今後のマーケティングについていけなくなるよ~っていう話なんだと思います。

そして、この本には、その戦略が書かれているのです。これは、知っておかなくてはいけませんね!

順を追って、えみりーが解説していくよ!

 

SNSを利用しよう!Fファクターの存在

ソーシャル・メディアは、今やなくてはならないくらいの存在です。

Fファクターとは、「friends(友達)、families(家族)、Facebook fans(フェイスブックのファン)、Twitter followers(ツイッターのフォロワー)」を指すようです(本書p.31参照)。

確かに、家族や友達が「あの商品最悪だった!」「あのお店の対応がなかった!!」と良いように言っていない会社や商品に対して、良い感情を抱きませんよね。あえて買おうというほどお金が溢れていて、かつ好奇心に溢れた人ならわかりませんが…

コトラーさんによると、Fファクターの存在は、これまでのメディアの過剰評価やブランドの誇大広告に乗せられないための、新たな情報収集源なのです。

そう考えると、企業も、顧客をカモとしてみるのではなく、仲間だと認識して、顧客を巻き込んだマーケティング戦略が必要になってくるということも理解できます。

イー・アンカーはお客様の意見をよくきき、本来業務外のことであっても、新しく挑戦しようと試みます。

Fファクターのみなさん、イー・アンカーに「いいね!」してくださいね!

もちろん、えみりーのブログにもね!

 

明らかになるマーケティング4.0の正体とは!?

えみりー、頑張って読み進めていくと、とうとう4.0の正体を突き止めましたよ!

オンラインマーケティングの重要性の話がFファクターの話を通してもよくわかりますよね。

でも、これからのマーケティングはそれだけではダメなんだって。

その理由は、世界中でつながっている大きな顧客コミュニティは、匿名性が高い世界でもあるため、「すぐそばの他者に共感する能力を妨げやすい(本書p.76参照)」からだそうです。

そのためには、どうする必要があるのか。

そう、それこそ、オンライン交流だけでなく、オフラインの交流が重要なファクターとなってくるということです。

イー・アンカーは、セミナーの企画を発案中です。オフラインで顧客の皆様とかかわることも、とても重要だと思っているからです。

コトラーさんと一緒の考えだったなんて、なんか照れますね♡

オフラインの交流が生み出す効果はそれだけではありません。

製品開発、サービス提供の段階から顧客を巻き込んだ協創によって、事業の成功性を高めてくれることです。

市場の需要を把握するには、一番手っ取り早いやり方ですね。

しかも、そうすることで、「顧客ケアにも繋がる」とコトラーさん。さすがです。

少しぐだぐだ書いてしまった気がするので、まとめると、デジタルマーケティングという新しいマーケティングと、オフライン交流という伝統的なマーケティング手法を両方取り入れることで、ブランドは形を保っていけるという感じでしょうか。

そして、もちろん、そのためには、顧客の動きをしっかり把握しておく必要があります。

そのためのマーケティングツールなのです。

マーケティングツールを導入し、デジタルマーケティングの傾向を把握し、さらに伝統的なマーケティングを導入することで効果は倍増します。

マーケティングツールって最高だね!

マーケティングツールも導入している、イー・アンカーのこれからを楽しみにしていてください。

 

ちょっと長くなってしまったので、今日はここまでにします。

次回は、コトラーさん最終回です。

より具体的なマーケティング技法について語ってくれているところをまとめてみたいと思います。

イー・アンカーではどのようなサービスに該当するのか、考えながらまとめていきますので、お楽しみに♪

 

マーケティングの神様コトラーさんに捧ぐえみりーより。

 

(配信日:2018年08月24日)