何がしたいのかで捉える”Microsoft Azure”

すごいことができるということだけは分かる、マイクロソフトのプラットフォーム”Microsoft Azure”。

オンプレミスのOSでできることをクラウド上でも可能にしたもの、といった感じではないでしょうか。

従量課金制のサーバー、データベースともいえます。簡単なところでいえば、JavaScript、Python、.NET、PHP、Java、Node.js でアプリ構築ができますし、iOS、Android、Windows に対応したバックエンドの構築が可能です。

独自のデータセンターでAzureを稼働できるのも大きな特徴の一つです。
レンタルサーバーの老舗、さくらインターネットさんが9月にMicrosoft Azure基盤を採用した「さくらプライベートクラウド」の提供を開始しています。

たとえば、企業サイトなどで顧客情報を膨大に扱っている場合、Azureのセキュリティ性と保有データ量の安定性は大きなメリットではないでしょうか。サイト運営で、最大のアクセス数を想定してサーバーを用意しておくことがあると思いますが、月によっては余剰コストが発生してしまいます。Azureは従量課金制なので無駄なコストを省くことができます。

本当にいろいろなことができるので、「何ができるか」を考えて導入を検討するよりも、「これがしたい」と考えてAzureを捉えるほうがスマートかなと思います。

(配信日:2015年10月30日)